涌谷保育園パワハラ「指導監査徹底して」 保護者会、宮城県議会に請願

石川議長(左)に請願書を提出する涌谷保育園の保護者会のメンバー

 涌谷保育園(宮城県涌谷町)の元職員が園を運営する社会福祉法人涌谷みぎわ会理事長からパワーハラスメントを受けたとされる問題で、園の保護者会が2日、法人への指導監査を徹底するよう求める請願書を石川光次郎県議会議長に提出した。

 請願書では、理事長のパワハラによって昨年11月末に元職員17人が退職したことにより、保育サービスが低下したと指摘。法人運営の透明化と再発防止を図るため、指導監査の徹底や、法人と保護者が話し合う場の設置、元職員の一斉退職に至った経緯を検証することを求めている。

 保護者会のメンバー5人が石川議長を訪問。請願書を提出するとともに、環境福祉常任委員会で参考人を招致することも口頭で求めた。石川議長は「県議会も重要な課題として受け止める」と答えた。

 会は昨年12月以降、今後の保育環境を話し合うため、保護者への全体説明会開催や、保護者会の会合に理事長の出席を求めるなどしたが、いずれも協力を得られていない。

 横山明弘会長(38)は県庁で記者会見し、「請願書提出は最後の手段。信頼関係を回復し、保育環境を充実させるために、採択してほしい」と訴えた。

 また、会は同日、同様の要望書を村井嘉浩知事宛てに提出した。会として理事長の解任を求めていく方針。

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