サクランボ、樹高抑えて省力栽培 福島の農家ら生産方法実験

雨よけハウスを設置する研究会のメンバーら

 福島市内のサクランボ農家らでつくる「市オウトウ生産研究会」が、同市飯坂町平野で樹高の低いサクランボ栽培の実証実験に取り組んでいる。管理しやすい果樹の導入で新規就農を促す狙いがあり、2月24、25の両日に雨よけハウスを設置した。
 約2・9アールの農地で2018年12月に植えた20本を栽培している。樹高が最大でも2メートルほどにしかならない品種で、その分だけハウスなど資材の費用が抑えられ、高所作業に伴う事故も減らせる利点がある。
 新規就農者が取り組みやすい生産方法も研究している。50センチ間隔でワイヤを張って枝をはわせ、枝切り作業を簡略化。日照の均一化にもつながり、収量増が期待される。
 片平新一会長は「サクランボ農家も高齢化し、高所作業が不安な人も多くなっている。新しい生産方法で収益を確保し、将来は市内外に広めたい」と話した。

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