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石巻市長選 斎藤県議が出馬表明「誇れる石巻目指す」

出馬に向けて決意を述べる斎藤氏

 任期満了に伴う石巻市長選(4月18日告示、25日投開票)で、県議会副議長の斎藤正美氏(66)=石巻・牡鹿選挙区=は6日、同市蛇田新丸井戸の事務所で記者会見を開き、立候補を表明した。

 斎藤氏は「愛するふるさと石巻のため、これまでの政治経験を生かし、市民と共に誇れる石巻づくりが私の使命と思い、出馬を決意した」と語った。

 「市民の声を聞き、同じ目線で、住んで良かったと思える街づくりのため、六つの課題を市民と共に解決突破する覚悟」と強調。「オール市民党」の立場で戦い抜く決意を示した。

 公約は、新型コロナウイルス収束の徹底や安全・安心など6項目。「コロナのワクチン接種は石巻方式を確立する一方、全世代の就労の場を視野に入れながら経営悪化の事業者や、生活困窮者らへの徹底支援を図っていく」と述べた。

 会見には、5人の市議や石巻商工会議所の浅野亨前会頭、支持者ら約100人が駆け付けた。

 斎藤氏は無所属での立候補を目指す。県議会2月定例会が閉会予定の19日に県議を辞職する。

 市長選は、現職で3期目の亀山紘氏(78)が昨年12月に今期限りでの引退を表明。市議の阿部和芳氏(61)、自民党元衆院議員で医師の勝沼栄明氏(46)が立候補を明らかにした。元石巻市包括ケアセンター所長で医師の長純一氏(54)が出馬を検討している。

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