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しょくば拝見>住宅建築・あすなろ工房(石巻市南中里3丁目)

顧客とのヒアリングを大切に、住まいづくりと暮らしづくりをサポートする社員たち

<信頼築き家造りを助言>

 顧客の希望に応じた注文住宅の建築や、リフォーム・リノベーションなどを担う。

 相談に訪れた顧客とは、建てたい住宅像や無理のない資金計画などを話し合う「ヒアリング」に丁寧に取り組む。白出将基専務(33)は「『信用』から『信頼』へのステップアップには、お客さんと心を通わせないといけない」と強調。プロの視点から家造りを助言し、顧客にとってのベストな形を提案する。

 企業理念は「住まいと暮らしの作り手として、地域にとってなくてはならない企業を目指す」。常に学びながら成長し続け、プロとしての提案をしていくことを誓う。白出専務は「家を守る町のお医者さんとして、何かあった際にお客さまが私たちに聞きやすい関係性の構築が大切」と力を込め、アフターサービスも重視。定期点検は1年、3年、5年、7年…といったスパンで実施するなど、「住まいづくり」の先の「暮らしづくり」のサポートにも注力する。

 石巻で生まれ育った白出専務と父・法雄社長(65)の共通の目標が「地域創生」。住環境をつくる立場から、地域の魅力をPRしていく。

 ヒノキ科のアスナロには「明日はヒノキになろう」の意味があるとの説があり、明日はもっと良くなろうと頑張るアスナロに、「地域に住む方が心豊かになれる住環境をつくっていきたい」という思いを掛けた。白出社長は「ぶれないことが一番大切。こつこつ進めていくことが重要だ」と前を向く。

■会社概要
 2005年12月、石巻市鹿妻に創業。今年2月、同市南中里に移転した。不動産事業も扱う。営業時間は午前9時~午後6時で水曜定休。オンライン相談も受け付ける。4月に白出法雄社長が会長、白出将基専務が社長にそれぞれ就任する予定。資本金500万円。従業員は8人。石巻市南中里3丁目12の21。0225(94)4988。

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

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