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<東北の本棚>島尾文学 心のよすがに

クロウサギの島から 佐藤洋子 著

 島尾敏雄や井上ひさし、柳美里さんら東北にゆかりある作家を愛し、時には関係者の講演やゆかりの地に足を運んで多面的に作品を味わう。宮城県詩人会会員で仙台に暮らす著者の日々を描いたエッセー集。文学が日常にあり、心のよりどころとなっているのが伝わってくる。

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「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。

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