著者である「ぼく」の家は「ふつうの家庭」の範囲には当てはまらないだろう。両親には聴覚障害があり、祖母は宗教にはまっている。ある日、伯母から、元ヤクザだった祖父が危篤との知ら…
「東北の本棚」は、地元にゆかりの深い著者の本、東北を舞台にした本などを紹介するコーナーです。小説、評論、ルポルタージュ、写真集、絵本など、さまざまな本を厳選して生活文化部の記者が紹介します。