園舎は優しい木の香り 女川町しおかぜ保育所で内覧会 来月開所

園庭を丸く囲むように造られた園舎
木がふんだんに使われ、温かみのある造りの保育室

 4月1日に開所する女川町しおかぜ保育所の内覧会が20日、現地であった。入所予定の親子連れや地域住民が訪れ、完成したばかりの園舎や園庭で始まる新生活に思いを巡らせた。

 しおかぜ保育所は女川浜の旧女川小校庭に昨年8月に着工し、3月12日に完成した。東日本大震災の津波で全壊した出島保育所と第二保育所の災害復旧事業として整備した。

 園舎は木造一部鉄骨平屋、延べ床面積約1300平方メートル。総事業費は約5億6300万円で、災害復旧費補助金などを活用した。天然芝と土のトラックで構成する園庭を丸く囲むように造られた。乳児室が2室、保育室が4室あり、エントランス付近に事務室やランチスペースを設けた。

 定員は0~5歳児計150人。18日時点で130人の入所が決まっている。4歳の長女茉和(まの)ちゃんが入所予定の小野寺泉さんは「入った瞬間、木の優しい香りがした。保育室も広々としていて安心して預けられそう」、茉和ちゃんは「通うのが楽しみ」と話した。

 内覧会に先立ち、町は18日、報道機関に施設を公開した。設計と施工管理を請け負った設計事務所「関・空間設計」(仙台市)設計監理部次長の岩根敦さん(42)は「子どもたちの五感を生かし、地域とのつながりを持てるような造りにした。たくましくしなやかに育ってほしい」と願った。

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