高齢者の孤立防止にAIロボット 石巻・桜坂高で組み立て教室

組み立てガイドを参考にアトムを製作する生徒

 石巻市桜坂高(生徒429人)で13、14の両日、コミュニケーション・ロボット「ATOM(アトム)」の組み立て教室があった。生徒有志ら約20人が参加し、組み立てキットからロボットを製作。完成品は会話機能を活用し、高齢者の孤立防止に役立てられる。

 ロボットのモデルは漫画家手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」で、高さ約44センチ。カメラやマイク、タッチセンサーなどを搭載し、人工知能(AI)を活用して会話を中心にさまざまなコミュニケーションを図る機能を持つ。

 共同開発者の講談社のスタッフ3人が講師を務めた。生徒らは2017年に刊行が始まった「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」の全70号のパーツを2日間で組み上げ、1人1台ずつロボットを完成させた。阿部美南さん(17)は「配線の向きを考えて基板につなぐのが難しかった。アトムが高齢者の家族の一員になってほしい」と話した。

 国連の持続可能な開発目標(SDGs)を推進する石巻市は昨年11月、アトムを「SDGs広報大使」に任命。ICT(情報通信技術)を活用したカーシェアリング事業などと連携し、地域住民の新たな移動手段や高齢者の孤立防止、外出機会の創出を図る。

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