伊達武将隊と仙台ぶらり 政宗手掛けた町割り学ぶ 旧奥州街道や芭蕉の辻周辺

藩制時代の痕跡を確かめながら、まち歩きを楽しむ参加者たち=7日、仙台市青葉区

 仙台藩祖伊達政宗が手掛けた町割りについて、実際に歩きながら学ぶ「伊達武将隊とまち歩き」が、仙台市中心部であった。市民ら約10人が参加し、新旧の道路が記された地図や昔の写真を見ながら、400年以上前にできた街の歴史の名残に触れた。

 宮城野区の出版社「風の時編集部」の佐藤正実代表と同社スタッフの木村浩二さん、伊達武将隊の支倉常長が案内役を務めた。参加者は約2時間かけ、旧奥州街道や仙台城大手門へ続く大町通、「芭蕉の辻」の周辺などを散策した。

 佐藤代表は鋭角をなす独特の形をした建物を例に挙げ「時代とともに道路が変遷してきたことを示し、歴史が分かる」と解説した。

 仙台高裁前では、1970年代まで市電が通っていた現在の南町通と、戦後にできた五橋通が交差し、不自然な三角地帯が残ったことなどを紹介した。

 木村さんは伊達政宗の町割りや道路の名称などを説明。「国分町は『こくぶんまち』と呼ばれていた。町は商人や足軽が集い、丁は武士が集う場所だった」などと語った。

 参加した若林区の自営業大町正子さん(64)は「昔の痕跡が残っていて興味深かった。今の景色も歴史とつながっていることを感じた」と話した。

 まち歩きイベントは青葉区中央市民センターが主催し、「市民センターミュージアムinあおば」の一環として7日に実施された。

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