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技能実習生ら21人、楽しく日本語学習 石巻・みなと荘教場

自己紹介と抱負を語る受講生

 石巻市の「国際サークル友好21」(三川小夜子代表)が外国人技能実習生を対象に毎年開催している「楽しい日本語教室・みなと荘教場」の本年度開講式が11日、同市総合福祉会館「みなと荘」であった。

 本年度の受講生は21人。市内の水産会社の技能実習生が多く、ベトナムからが13人と最多で、他にミャンマー、インドネシア、フィリピン、中国出身者が学ぶ。

 自己紹介で受講生は「日本語が上手になりたい」「少しでも上達するように勉強します」などと、やや緊張した面持ちで抱負を語った。

 今後は月に2回、2時間ずつ日本人講師の指導で、それぞれの習熟度に合わせ勉強を重ねる。25日には移動教室としてイチゴ狩り、10月には芋煮会、12月にはクリスマス会などイベントも行う予定。

 前年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ほとんどのイベントが中止になった。事務局長の清水孝夫さんは「本年度は2人掛けテーブルの中央にアクリル板を設置するなど予防対策を強化した。安心して勉強し、交流活動ができるよう期待している」と話した。

 石巻地方在住の外国人全般を対象とする市かわまち交流センターでの「かわべえ教場」は19日に開講する予定。