日本製紙石巻・硬式野球部、期待の新戦力 3選手紹介

左から井町、登藤、杉山の3選手
登藤投手
井町捕手
杉山内野手

 社会人野球の第51回JABA東北大会が5月8日、石巻市民球場と仙台市宮城野区の仙台市民球場で開幕する。大会優勝に向けて士気を高める日本製紙石巻硬式野球部は、今シーズン、3人の新戦力を迎えた。投手と捕手、内野手各1人で、それぞれが即戦力として活躍している。チームは昨年、3年ぶり5回目の都市対抗野球大会の本戦出場を達成。2年連続の出場を目指している。躍進の年に加入した期待のルーキーを紹介する。


■登藤  光投手(23)/直球武器に巧みな投球

 185センチの長身から投げ下ろす最速143キロの直球が武器。球威のあるカットボールをはじめ、カーブ、スライダー、チェンジアップといった変化球も使いこなす。打者のタイミングを外す球質が持ち味だ。

 今月開催のJABA日立市長杯選抜野球大会では、苦しい展開を背負って登板した。前田直樹監督は「ピンチの場面でも抑えられる度胸がある」と評価する。

 「迷ったら登藤。先発や中継ぎ、どんなときでも任せてもらえるような投手になりたい」と意気込む。球速アップを目指し、投球フォームの見直しに取り組んでいる。

 東京ドームでの登板が大学時代からの目標。「地元宮城で野球ができることに縁を感じる。プレーを通してみんなに元気を与えたい」

 1998年4月、仙台市出身。九里学園高-富士大。185センチ82キロ。左投左打。


■井町 大生捕手(22)/強気な配球、明るい性格

 投手を奮い立たせる強気な配球と明るいキャラクターが持ち味。野手全員と向かい合う守備位置だけに「どんな状況でも行けるという雰囲気をつくりたい」と意気込む。

 「勝負どころで一番いいボールを投げてほしい」という配球は課題の一つ。各投手の特徴や対戦相手のデータを分析し、実践を積みながら組み立ての引き出しを増やしている。打者としては、ミート力と逆方向にも飛ばせる器用さを兼ね備える。次打者につなぐ打撃を心掛ける。

 近畿大では4強に進出した2年の明治神宮大会以降、正捕手の座に就いた。大学の先輩でもある末武雄貴内野手を「明るくてガッツがありかっこいい」と尊敬する。正捕手争いに加わり「チームが東京ドームで勝つために必要とされる存在になりたい」と意欲を燃やす。

 1998年9月、兵庫県出身。履正社高-近畿大出。169センチ73キロ。右投右打。


■杉山 雄哉内野手(22)/基本に重点、堅実な守り

 二遊間を担い、堅実で安定感のある守りは即戦力だ。「打球への一歩目を大事に、投手が打ち取った球をアウトにする当たり前のプレーを心掛けている」と基本に重点を置く。球際の強さや強肩を生かした送球に、前田直樹監督をはじめ周囲の評価は高い。

 桐蔭横浜大時代は3年時から定位置を獲得し、堅守に加え長短打でつなぐ打撃を武器に活躍した。現在はバントやセーフティーバントといった小技にも挑戦している。「打撃はまだまだ足りない所ばかり。打順によって役割があるので、自分の役割を考えてやっていきたい」と話す。

 チームの印象は、一人一人のレベルが高いと感じている。「まずは試合に出ることが目標。ベストナインを取れる選手になりたい」と力を込める。

 1999年3月、神奈川県出身。湘南工大付高-桐蔭横浜大出。175センチ78キロ。右投左打。

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