文科大臣表彰 女川小、子供読書活動の優秀実践校に
女川町女川小(児童201人)が文部科学省の「2021年度子供の読書活動優秀実践校」に選ばれ、大臣表彰を受けた。伝達式が25日に町役場であり、須田善明町長から同校6年の青山綺珠さん(11)に表彰状が手渡された。
同校は図書室の貸し出し数目標を年間1万冊とし、昨年度初めて達成した。週に1回、授業前の約15分間を読書に充てる。図書委員会の委員長を務める青山さんは「1万冊という目標は私が2年生の時からあったので、4年かけて達成できてうれしかった。これからもたくさん本を読みたい」と話した。
伊藤拓巳校長は「受賞を励みに児童にもっと本に親しんでほしい。読書活動をさらに充実させ、好奇心旺盛で心豊かな児童を育てたい」と語った。
今回小学校で優秀実践校に選ばれたのは全国の70校。東京での表彰式は新型コロナウイルスの影響で規模が縮小され、同校は伝達式での授与となった。