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旬の地場食材で「i感謝膳」 石巻市内9飲食店、独自メニュー

石巻の旬の食材を使ったi感謝膳と各店の代表ら

 石巻市内の飲食店9店が1日、旬の地場食材を使ったオリジナルメニューの提供を始めた。東日本大震災からの復興支援に感謝しようと4月に始まったイベント「i(あい)感謝博」の一環。「i感謝膳」と名付け、10年分の「ありがとう」と石巻の豊かな食の魅力を伝える。

 一般社団法人石巻観光協会が企画。11月まで、2カ月ごとに旬のテーマ食材を設定して提供する。

 6、7月は、ホヤ、ウニ、クジラ、アナゴなどがテーマ食材。日本料理店「滝川」、料亭「とり文」、日本料理店「八幡家」、いしのまき元気いちば「元気食堂」、すし・日本料理「竹の浦」(飛翔閣)、島料理「友福丸」、富喜寿司(ずし)、楽・食・吟・酒「ぼうず」、楽食酒「KNOT(のっと)」の9店が参加する。

 提供は複数の料理を集めたお膳スタイルが基本だが、単品のみを用意する店もある。穴子ご飯、ウニの茶わんむし、クジラのあぶり焼き、ホヤの天ぷら、にぎりずしなど、趣向を凝らしたメニューがそろう。7月末まで提供する。価格は各店で異なり、お膳は税込み1430~3300円。

 ホヤの釜飯などをお膳で提供する滝川の阿部司社長(48)は「各店ともお得な内容になっていると思う。復興支援や食材の生産者への感謝を込め提供していきたい」と話した。

 各店のメニューの詳細や営業時間などは、石巻観光協会のホームページで確認できる。連絡先は同協会0225(93)6448。

i感謝膳 6月~7月のメニュー | 石巻観光協会

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