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石巻市と森林組合、災害時協定を締結 倒木撤去や被害調査

協定書を披露する大内組合長(左)と斎藤市長

 石巻市と石巻地区森林組合は5月31日、災害発生時の応援に関する協定を結んだ。台風や地震で発生した倒木の撤去作業などで協力する。

 市が災害発生時、管理する林道67路線での倒木撤去や被害状況調査を森林組合に要請する。2019年10月の台風19号による倒木で林道「女川京ケ森線」などが通行止めになったことを受け、協定締結の準備を進めてきた。

 締結式が市役所であり、大内伸之組合長は「気候変動で災害が頻発している。危険木の伐採などわれわれの強みを生かして対応していきたい」と語った。斎藤正美市長は「速やかな復旧が可能になり、山間部の道路網の安全性が高まる」と感謝した。

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