浅村復調! 通算1500安打達成

6回東北楽天1死一塁、浅村が通算1500安打目となる右前打を放つ(藤井かをり撮影)

 東北楽天は序盤のリードを譲らず、このカード勝ち越し。交流戦の首位に並んだ。
 打線は三回、浅村と岡島の適時打で2点を先取。四回に鈴木大の3号2ランで突き放した。六回は島内の犠飛で加点し、八回は暴投の間に1点を奪った。先発滝中は5回2失点で5勝目。六回以降は安楽、酒居、宋家豪、内間が無失点でしのいだ。
 中日は中盤の好機で攻め切れなかった。

▽勝 滝中8試合5勝2敗
▽敗 勝野10試合3勝4敗
▽本塁打 鈴木大3号(2)(勝野)

お立ち台で高らか「復活します」

 復調のきっかけをつかむと、一気に大台へ乗せた。東北楽天の浅村が3安打を放ち、史上130人目の通算1500安打を達成した。
 歓喜の瞬間は4-2の六回、1死一塁で訪れた。「打てると思った球に素直にバットを出そう」。カーブをフルスイングで空振りした直後の3球目、143キロ直球を逆らわず右前へ。一塁上でまな弟子の内田から記念ボードを受け取り、ヘルメットを脱いでスタンドの拍手に応えた。
 不調にあえいでいた。直近5戦で22打数2安打。「自分のポイントで打てていない。元のスイングに一打席でも早く戻さないと、チームに迷惑がかかる」。前夜は2度の満塁機で凡退。試合後は室内練習場にこもり、バットを振り込んだ。
 練習はうそをつかない。一回の1打席目は初球の外角直球を捉えて左前に運んだ。結果が早々に出たことで、「2打席目以降は余裕を持って入れた」。三回はフォークボールにうまくバットを合わせ、左前へ先制適時打を浴びせた。
 東北楽天に移籍して3季目。常に主砲の重圧にさらされてきたが、「今は自分が打てなくても勝っている。それですごく救われている」。次は自分が仲間を助ける番。節目の安打を放っても満足せず、お立ち台で高らかに誓った。「足を引っ張ってばかりだったので、明日からまた復活します」(斎藤雄一)

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