「鹿妻のいろどりマルシェ」で交流 障害者、住民と絆強く 石巻
障害がある人と地域のつながりを深めようと、石巻市鹿妻南2丁目の「コミュニティハウス~心の家」で5日、「鹿妻のいろどりマルシェ」が開かれた。地元商店と福祉事業者がそれぞれに出店したほか、ワークショップなどを通して交流した。
障害のある人やその家族らのコミュニティー形成と社会参加を支援する一般社団法人「HitoReha(ヒトリハ)」=同市湊=が主催した。
地域からは総菜店、生花店が出店。就労支援B型事業所「べてるの風」は水産加工品などを販売し、利用者4人が張り切って店頭に立った。
ヒトリハの横山翼代表理事(30)は「3月に事務所を石巻市中央から湊に移し、地域の一員として企画した。多くの来場者があり、うれしい」と手応えを話す。今後も3カ月に1度のペースで継続していく考えだ。
出店した地元の弁当・総菜店「阿部ファームみやこ」の阿部都さん(51)は「障害がある方の普段の様子や、支えている家族、施設の方々を知ることができた。次回も参加したい」と話した。
前庭ではボッチャや看板ペイントのワークショップなどが開かれ、来場者と運営側が交流を図りながら一緒に楽しんだ。
関連タグ
最新写真特集
三陸河北新報社の会社概要や広告などについては、こちらのサイトをご覧ください ≫