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高齢者接種、空き状況を積極開示 石巻市議会一般質問

 石巻市議会6月定例会は15日、本会議を開き、一般質問を続けた。市は新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種の7月末までの完了に向け、予約枠の空き情報を積極的に周知していく考えを示した。

 市は2回目の接種が8月にずれ込みそうな対象者らに対し、空きがある大規模接種会場などへの予約変更を呼び掛けている。一方で、ウェブの予約システムでは既存の予約をキャンセルしないと他会場の空き状況を確認できない。

 市はシステムの改修を業者に依頼しているが、議員は「空き情報の一覧を作成し、ホームページに毎日掲載すべきだ」と指摘。市健康部は「速やかに対応できるように取り組む」と答えた。

 行政のデジタル化を進める「自治体DX(デジタルトランスフォーメーション)」の推進に関して、市は民間人材の活用を検討する方針を示した。斎藤正美市長は「外部の専門的知見も必要だ。前向きに検討したい」と述べた。

 一般質問は千葉正幸、水沢冨士江、佐藤雄一、桜田誠子、山口荘一郎の5氏が登壇した。

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