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東松島・とっておきの音楽祭 記念誌「15年のあゆみ」を作製、配布

「15年のあゆみ」を手にする本田委員長

 東松島市の中心市街地を会場に、音楽を通じてあらゆる人が垣根なく交流するイベントとして定着した「とっておきの音楽祭inひがしまつしま」の実行委員会は、2005年の第1回から19年の第15回までの様子を写真や資料でまとめた記念誌「15年のあゆみ」を作製した。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止した音楽祭。今年は、同市野蒜の奥松島クラブハウス周辺を会場に、10月10日に開催する計画で準備を進めている。

 今年の音楽祭はコロナ対策のため、ステージ数を従来の9から3に縮小。参加団体も100から30まで減らす。参加団体の募集はせず、地元を中心に実行委から出演依頼をする形を取る。

 実行委の本田和彦委員長は「イベントが盛んだった鳴瀬・野蒜地区の活気を取り戻すきっかけになればと思う」と話した。

 記念誌はA4判フルカラー28ページ。これまで協賛してくれた企業や団体などに配った。県共同募金会の助成を受けて1000部作製。開催年ごとのテーマや参加団体数と複数枚の写真を使い、その年の音楽祭の様子を伝える。

 各ページの下段には参加団体の代表から記念誌発刊に寄せられたメッセージ、再開を願う声などが掲載されている。

 連絡先は本田委員長080(1852)2336。

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