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記者ログ(7/10):最終聖火ランナー

 開催の賛否が渦巻く2度目の東京五輪。スポーツ部時代から気になっているのが最終聖火ランナーだ。「復興五輪」の象徴の一つになると考えるからだ。

 5年前、1964年大会で特報した元大手紙記者を取材した。戦後復興を掲げた大会で選ばれたのは、原爆投下の日に広島県で生まれた大学生の陸上選手。壮絶な取材競争の中…

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