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大規模接種始まる 65歳以上と優先者、1日2400人計4日間 石巻市

大規模接種会場となった石巻市河北総合センター

 石巻市は10日、65歳以上の高齢者と市が指定した教職員や障害者施設従事者ら優先接種者を対象に新型コロナウイルスワクチンの大規模接種を市河北総合センターで始めた。11日と31日、8月1日の計4日間実施し、1日当たり2400人の接種を行う予定。

 初日は65歳以上の高齢者918人と、市が高齢者の空き枠を活用して独自に指定した優先接種者のうち1425人の計2343人が対象となった。来場した市民は健康状態などを確かめる予診を経て、設けられた10の接種ブースで次々に接種を受けた。市医師会、石巻歯科医師会、石巻赤十字病院が協力した。

 接種を終えた65歳の男性は「まだ1回目だが、とりあえず一安心。2回目まで気を緩めず生活したい」と話した。67歳の主婦は「若者を含め、望む人全員にワクチンが行き渡ってほしい」と希望した。

 市健康部の担当者は「個別、集団、そして今回の大規模接種で65歳以上の希望者を網羅できる。64歳以下もスムーズに進むようにしたい」と話した。

 石巻市では、60~64歳と基礎疾患のある人や教職員、福祉施設の従事者など優先接種対象者の接種予約を13日に始める。接種開始は19日の予定。8月7日からの土日には、石巻専修大で12~64歳対象に1日4000人規模の大規模接種の実施を計画している。

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