閉じる

石巻・震災津波伝承館 あす、語り部講話

 石巻市の石巻南浜津波復興祈念公園内に6月6日開館した「みやぎ東日本大震災津波伝承館」で17日、県内各地の語り部による定期講話が始まる。初回は山元町の「やまもと語りべの会」の井上剛さん。時間は午前11時~正午。参加無料(事前申し込み不要)。

 公益社団法人「3・11みらいサポート」、同公園参加型維持管理運営協議会伝承部会が主催する。来訪者が県内各被災地の経験や教訓に触れて学びを深め、伝承者は思いや苦労を分かち合う場となる。

 定期講話は、山元町から気仙沼市までの被災地などで活動する語り部が月2回のペースで行う。次回は東北学院大3年雁部那由多さん(午前11時~正午)。

 みらいサポートの担当者は「津波伝承館は自治体を超えて県内被災各地をつなぐ役割が期待されている。語り部による講話で各地の被災状況を知り、震災時の思いや苦労、教訓を感じ取ってほしい」と話した。

 連絡先はみらいサポート0225(98)3691。

南浜・門脇での県内語り部プロジェクト開始 | 3.11みらいサポート

関連タグ

最新写真特集

石巻かほく メディア猫の目

「石巻かほく」は三陸河北新報社が石巻地方で発行する日刊紙です。古くから私たちの暮らしに寄り添ってきた猫のように愛らしく、高すぎず低すぎない目線を大切にします。

三陸河北新報社の会社概要や広告、休刊日などについては、こちらのサイトをご覧ください

ライブカメラ