女川町議会臨時会　温泉ポンプ修理費など補正予算案可決

　女川町議会は３０日、臨時会を開き、２４７１万円を追加する２０２１年度一般会計補正予算案（累計１０４億２２７３万円）と工事請負契約の締結２件、議員発議の意見書１件を原案通り可決し閉会した。

　一般会計補正は、町営温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」の源泉ポンプの修理工事に８３６万円を計上。６月に源泉の引き上げができない不具合が見つかっていた。ゆぽっぽは地震で浴室などのガラスが破損した原因調査が進められており、入浴を休止している。

　町総合体育館の改修工事は、制限付き一般競争入札の結果、仙台市の建設会社と２億２９７９万円で契約した。工期は１０月１日から来年３月３１日まで。工事中は旧女川小体育館を代替施設にする。

　意見書では、町有地を活用した宿泊施設整備に向け、須田善明町長に対し賃貸借契約や地盤調査への協力、賃借料の配慮を求めた。