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生きる力育むこつ学ぶ 教員や市民ら参加 石巻日和LCがワークショップ

仲間づくりのワークを実践する参加者たち

 子どもたちの生きる力を育む「ライフスキル教育」について理解を深めるワークショップが2、3の両日、東松島市野蒜市民センターで開かれた。

 石巻日和ライオンズクラブが主催し、教員や宮城教育大の学生、市民ら11人が参加。キャリア教育に詳しい元中学校教員の寺本之人氏らが講師を務めた。参加者たちはグループワークや模擬授業を通し、児童生徒のコミュニケーション力や互いを認め合う力などを伸ばすこつについて学んだ。

 仲間づくりのワークでは、協力して指でフラフープを持ち上げるゲームや、画用紙を使ったリレー形式の自己紹介などを体験した。

 参加した同市矢本二中講師の後藤紗英さん(22)は「ちょっとしたゲームは学級活動の時間などにすぐ活用できる。実践したいと思うことをたくさん学ぶことができた」と話した。

 同クラブの浅野浩章会長は「不登校やいじめなどは、人間関係づくりの難しさが一因。ワークショップを今後の学級づくりに生かしてほしい」と述べた。

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