市民らから募集した「会いたい人に贈る色」と色にまつわるストーリーを朗読するイベントが4日夜、石巻市中央2丁目の北上川河口部堤防上であった。市内の演劇関係者らが読み上げる物語と色に合わせ、石ノ森萬画館がライトアップされた。訪れた人々は色とりどりのエピソードに耳を傾け、静かに心を震わせた。
現代アートと音楽、食の総合祭「リボーンアート・フェスティバル(RAF)2021-22」夏会期の作品として美術家高橋匡太さんが手掛ける「光の贈り物」の一環で開かれた。作品は26日までの期間中、応募のあったストーリーから連想した色で萬画館の白い外壁を連日ライトアップしている。
堤防にはいずれも市内で活動する俳優の三国裕子さんと芝原弘さん、大橋奈央さんが登場。市民10人の考えた「会いたい人に贈る色」と、相手との思い出話などを朗読した。「旧北上川河口の赤灯台」や「東松島の桜トンネル」「牡鹿半島で見た青い空」といった色で、萬画館と会場が優しく照らされた。
大橋さんは「東日本大震災で犠牲になった娘が七五三で着た水色の着物」などのエピソードを担当。「この色、天国から見られていますか。届いていますか。天まで届け…」と、母から娘に送る言葉を夜空に響かせた。
来場者は堤防に腰を降ろし、叙情的な朗読に聞き入った。妻と訪れた仙台市のパート従業員渡辺仁さん(57)は「思い出に込めたいろいろな気持ちが、読み手の方々によって見事に表現されていた」と話した。
朗読イベントは内容を変え、25日午後7~8時にもある。
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