限定酒で家飲み楽しんで 港町元気プロジェクト第2弾
県内沿岸4市の蔵元と酒店が、統一ラベルで限定酒を販売する「港町元気プロジェクト」の第2弾を始めた。地酒に合うつまみもラインアップに加え、新型コロナウイルス禍での「家飲み」で楽しんでもらう。
販売するのは石巻市の平孝酒造「日高見」、気仙沼市の男山本店「蒼天伝」、角星「水鳥記」、塩釜市の阿部勘酒造「阿部勘」、名取市の佐々木酒造「宝船浪の音」の5種で、それぞれ純米吟醸酒720ミリリットル入りを1550~1650円で提供する。
つまみは2種類。平塚商店(塩釜市)のイカの塩辛に宝船浪の音と蒼天伝の大吟醸酒を入れた商品(各590円)を用意。直江商店(塩釜市)の「おとうふかまぼこ」はホヤ、ギバサ、藻塩を使った3種セット(590円)で売り出す。
各商品は石巻市穀町の四釜商店など4市の計5店で販売する。阿部勘の限定酒と蒼天伝を使った塩辛は18日に入荷する予定。
プロジェクトは7月、感染拡大で自粛ムードが続く港町を盛り上げようと7種の限定酒を発売。県内に8月、まん延防止等重点措置と緊急事態宣言が発令されたことから第2弾を企画した。四釜壮俊社長(53)は「自粛期間が長く、家飲みもマンネリ化する。限定酒とつまみで新鮮さを感じてほしい」と話した。