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プラごみ分別回収へ 石巻市議会一般質問

 石巻市議会9月定例会は15日、一般質問を始めた。市はプラスチックごみの削減に向けた新法が来年4月に施行されるのを受け、分別収集の導入を検討していることを明らかにした。

 市は現在、焼却処理で得られる熱エネルギーを利用するため、プラごみも可燃ごみと一緒に収集している。市廃棄物対策課によると、市を除く県内の市町村ではプラ製の容器包装などを分別収集している。

 6月に成立し、来年4月に施行される「プラスチック資源循環促進法」は、容器包装のほか、ハンガーや歯ブラシといったプラ製品も含め、家庭から出るプラごみの一括収集を市町村に求めている。

 市生活環境部は「国のガイドラインがまだ示されていない。情報を集めながら市に合ったプラごみの資源化を検討し、市民に分かりやすい分別、収集ルールにしたい」と説明した。

 市は、新型コロナウイルスの感染再拡大に備え、軽症者らが療養する宿泊施設を市内に確保する方向で県や地元医師会と協議していることも明らかにした。

 阿部浩章、斎藤澄子、森山行輝、鈴木良広、千葉正幸の5氏が質問した。

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