夜の球場でリフレッシュ　対策講じ、ヨガ楽しむ　石巻

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　石巻市スポーツ協会は４日、市総合運動公園の市民球場で、夜の球場でヨガを楽しむ「ナイトヨガ」を開催した。参加者は夜の涼しい空気の中で体をほぐし、リラックスしたひとときを過ごした。

　市民約２０人が参加した。新型コロナウイルス対策で検温と消毒を実施、参加者同士の距離を５メートル取り、マスクを着けたまま取り組むなど徹底した感染対策を講じて開いた。

　市内のヨガインストラクター坂本佳那さん（３７）が講師を務めた。はつらつとしたトークを展開しながら、下半身をほぐしたり鍛えたりポーズを中心に紹介。約１時間のプログラムで、計約１０ポーズに繰り返し取り組んだ。

　坂本さんは「最近のコロナ禍で緊張した気持ちと体をほぐして、頑張っている自分を褒めてあげてください」と呼び掛けた。

　初めて参加した市内の女性（５８）は「以前から興味があって参加した。無理せずに楽しく取り組めて、とても気持ちが良かった」と話した。

　ナイトヨガは市スポーツ協会が昨年から、コロナ禍でも安心して取り組める運動として開催している。今年は５月にスタートし、計４回開催した。

　市スポーツ協会の担当者は「屋外で参加者同士の距離も取れるので、こんな時だからこそ体を動かしてもらおうと実施した。来年も同様のイベントを続け、市民の方々に楽しんでもらいたい」と話した。