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石巻・南浜マリーナで初イベント 施設活用に新提案

ポルシェがずらりと並んだ南浜マリーナの陸上保管ヤード

 石巻市南浜町1丁目の市南浜マリーナで19日、フォルクスワーゲンやポルシェなどドイツ車の展示やバンド演奏などを組み合わせたイベントが開かれた。8月に全面運用が始まったマリーナがイベントで利用されるのは初めて。施設活用の新たな提案にもなった。

 イベントは「ワーゲン&ポルシェTREFFEN IN MIYAGI」。TREFFEN(トレッフェン)はドイツ語で「出会う」の意味。石巻市内の自動車販売整備、船舶販売修理、水産加工の会社でつくる実行委員会が主催した。秋空の下、愛好者らが集い、交流を深めた。

 県内外から集まった約70台のポルシェ、ワーゲンが展示された。1960年代から最新モデルまでが並び自動車ファンを喜ばせた。

 実行委メンバーで、マリーナの指定管理者でもある野村モータースの野村和宏社長(62)は「新たな使い方を提案していくことで、海、石巻への関心を高め、施設利用、交流人口の増加につなげたい」と話した。

 同じく実行委の鈴木彬さん(38)=鈴木自動車整備工場社長=は「来年はコバルトラインでのラリーイベントを検討している」と次を見据えた。

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