赤い羽根運動 石巻市共同募金委が全国表彰 市長に報告
赤い羽根共同募金運動がスタートした1日、石巻市共同募金委員会の関係者らが市役所に斎藤正美市長を訪ね、運動開始と市共同募金委の全国表彰について報告した。
訪れたのは市共同募金委の井上誼一会長や市社会福祉協議会の林久善会長ら。2016~20年度の5年間、戸別募金でほぼ全世帯が協力した結果、毎年度約1600万円の実績があり、中央共同募金会から表彰されたと説明した。表彰は8月25日付で、全国で6例だけだった。
斎藤市長は「東日本大震災の最大被災地への支援に対し、恩に報いたいという市民の思いは強い」と述べ、市民の継続的な協力に感謝した。
井上会長は「市民の協力による戸別募金の実績が評価された」と話した。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年実施していたJR石巻駅前でのセレモニーや街頭募金活動は今年は中止した。