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加納氏が出馬表明「福祉、貧困問題が深刻」 県議補選

県議補選への立候補を表明する加納氏

 県議選石巻・牡鹿選挙区(定数5、欠員1)の補欠選挙(22日告示、31日投開票)で、新人の元衆院議員加納三代氏(45)は11日、石巻市役所で記者会見し、立候補の意向を表明した。

 加納氏は石巻・牡鹿選挙区選出の女性県議がいない点などを出馬の動機に挙げた。障害福祉サービス事業所を経営しており「復興の道半ばで新型コロナ禍に見舞われ、福祉や貧困の問題が他地域より深刻だ。誰一人として取り残さない姿勢で取り組む」と語った。

 加納氏は鹿児島市出身。慶大大学院修了。2012年に自民党公認で衆院宮城5区から立候補して落選、比例で復活当選し、1期務めた。

県議補選立候補説明会 3陣営の関係者出席

 県議選石巻・牡鹿選挙区の補欠選挙の立候補予定者説明会が11日、石巻市あゆみ野5丁目の県石巻合同庁舎であり、3陣営の関係者が出席した。

 出席したのは立候補を表明した元県議のタクシー会社経営池田憲彦氏(68)、元衆院議員加納三代氏(45)の両陣営と、出馬を検討中という市内の学習塾経営の男性(32)。担当職員が立候補の手続きや選挙運動の注意点などを説明した。

 補選は斎藤正美石巻市長が3月、市長選への立候補のために県議を辞職したことに伴う。任期は2023年11月12日まで。

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