<入試のツボ>知識蓄え活用目指す/実力アップ勉強法 (2)社会

 社会科は大きく地理、歴史、公民の3分野に分かれる。どの分野も「知識を蓄える」「蓄えた知識を活用する」の2段階で学習することが大切だ。

 「知識を蓄える」段階では用語の丸暗記ではなく、その背景にある出来事や関係する人物のつながりも一緒に覚えよう。

 地理分野なら、地域の産業がどのように地域と関わり、現代にどんな影響を及ぼしているのか。歴史分野なら誰が、いつ、なぜ、何を行い、どのような結果になったのかなどだ。

 社会科の勉強では、教科書の知識を自分の言葉で説明できるまで用語の理解を深め、しっかりと定着させることが大切だ。

 一度理解した知識も、使わなければ忘れてしまう。これを防ぐために用語集を活用しよう。抜けている知識がないか定期的に確認してほしい。

 「蓄えた知識を活用する」段階では、過去の入試問題で学習を進めよう。宮城県の公立高入試では単純な語句問題が少なく、分野をまたいだ問題や資料の読み取り、記述問題などが幅広く出題される。資料を活用する記述問題は毎年25点分出される。過去問では蓄えた知識を使って資料を読み取り、記述に落とし込むこつをつかんでおこう。

 過去問に初めて取り組む際は、大問ごとに区切ってもよいので時間をかけて解き、採点して、なぜ間違えたのかを必ず確認しよう。知識が足りなかった、問題文を読み間違えた、資料が読み取れなかった、うまく記述できなかったなど、理由はさまざまだろう。自分に足りない力を確認することで効率的な対策を講じられる。

 知識の土台がしっかりしていれば、満点を取ることも夢ではない。合格に向けて社会科を武器にできるよう、学習を進めてほしい。
(家庭教師のトライ・阿部正純教育プランナー)

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