<入試のツボ>単元決めて集中的に/教科別対策 (4)理科

 2021年度公立高入試で、理科の平均点は53・2点。例年と比べて基礎的・基本的な知識を尋ねる問題や、計算問題で正答率が低かったと、県教委の分析でも指摘されている。
 まずは教科書を中心に、基礎的・基本的な知識を確実に身に付けよう。公立高の入試問題は実験や観察が出題の中心だ。教科書にある全ての実験や観察の方法などをきちんと覚え、理解しよう。教科書の内容は、学校で配られているワーク類を繰り返し解くことで定着させることが可能だ。
 基礎的・基本的な知識が身に付いたら、入試の過去問を使って実践的な演習を行うとよい。宮城の公立高入試の理科は計算と論述の配点が高い。21年度は100点満点のうち、40点分が記号選択も含めた計算と論述の問題だった。
 過去問を見ると、難易度の高い計算や論述の問題が多数出題されている。そのような問題を多く解き、慣れることが必要だ。過去問は宮城だけでなく、各県のものを解くとよいだろう。
 計算問題は式をしっかりと立て、数学と同様にミスに注意しながらスピーディーに解く訓練をしよう。論述問題は、自分で書いた答案を添削してもらうことも大事だ。
 理科の勉強は各単元をバランスよく学び、苦手な単元をなくすことを意識してほしい。得意な単元、自分の好きな単元だけを勉強するのではなく、不得意な単元も時間をかけて勉強しなければならない。
 偏りなく学習するには、計画を立てて進めることが重要になる。今週は「電流と磁界」、来週は「運動とエネルギー」といった形で、週単位で学習する単元を決めて集中的に取り組むとよいだろう。
(進学プラザグループ第一事業部・阿部智則部長)

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