コロナ後、見据え課題探る オンラインで観光PR「東松島キャラバン」

会員と旅行会社の担当者が画面越しに意見を交わしたキャラバン=9月30日、東松島市鳴瀬庁舎

 東松島市観光物産協会は、東北の旅行会社やバス会社に市の魅力をPRする「東松島キャラバン」を9月30日と10月4日の両日、オンラインで開催した。新型コロナウイルスの影響で県境をまたいだ移動の抑制機運がある中、感染収束後の観光再開に向けて意見を交わした。

 岩手、山形、福島3県の旅行観光会社3社との間で開催した。市内の観光施設や宿泊施設の担当者ら10人が市鳴瀬庁舎に集まり、ビデオ会議アプリを使い、奥松島観光や防災体験のプログラム、観光施設の概要やお土産品などを紹介した。充実した屋外施設など感染防止対策で求められるポイントもアピールした。

 山交観光(山形市)の担当者は「感染が収束しても団体旅行は難しく、従来の発想は通用しない。コロナ後に向けた具体策を知りたい」と質問。協会の難波和幸事務局長は「教育旅行ではグループ単位で複数の施設に分かれて体験学習を行っている。地元の事業者同士が連携してニーズに対応する」と答えた。

 キャラバンは2019年12月、市物産観光協会の会員らが3社に出向き、観光や物産を紹介したのが始まり。20年春に団体旅行を受け入れる予定だったが、コロナが流行し始め、計画が中断していた。本年度は観光再開に向けてオンラインで開催した。

 菊田良光会長(71)は「旅行会社がコロナ禍で重視する点を再認識できた。各社との縁を大切に、コロナ後を見据えて互いにプラスになることに挑戦していきたい」と話した。

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