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SCL12日開幕 コバルトーレ女川、出場4年ぶり JFL復帰へ闘志

大会に向け、パスの練習に取り組むコバルトーレ女川の選手たち

 社会人サッカーリーグ1部のコバルトーレ女川が、12日にいわぎんスタジアム(盛岡市)などで開幕する「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(SCL)2021」に4年ぶりに出場する。18年に降格となった日本フットボールリーグ(JFL)への復帰を懸けた大会に向け、選手たちは闘志を燃やしている。

 大会には全国9地域リーグの覇者など計12チームが出場。3グループに分かれて予選リーグを戦う1次ラウンドを経て、各グループの1位と、2位のうち最も成績の良かったチームの計4チームが決勝ラウンドに挑む。

 東北社会人リーグは今季、新型コロナウイルスの影響で11節中の3節を残して中止となった。コバルトーレ女川は8節まで7勝1分で首位となり、SCLの出場権を獲得した。

 黒田涼太主将(31)は「予選通過には初戦の先制ゴールが欠かせない。ベンチを含むチームが一体となり、短期決戦を勝ち抜きたい」と力を込める。

 チームは「ポゼッションサッカー」を武器に大舞台に臨む。攻守にバランスの取れる4-4-2のフォーメーションを展開し、パス主体のサッカーで試合の主導権を狙う。

 阿部裕二監督(50)は「選手たちの総合力を全面的に信頼している。スタイルを崩さずに戦い、勝てなかったら力がなかったと思って腹をくくる」と決意を語った。

 試合日程は、12日おこしやす京都AC戦、13日クリアソン新宿戦、14日FCバレイン下関戦。会場はいわぎんスタジアムで、いずれも午前10時45分キックオフ。予選リーグは全試合無観客で実施予定。

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