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困窮者に食品提供 石巻信金、受け付け箱を設置

石巻信金本店ロビーに設置されたフードドライブコーナー

 石巻市の一般社団法人フードバンクいしのまきと石巻信用金庫は、家庭や職場などに眠っている食品を連携して集め、生活困窮者に届ける「フードドライブ」を今年も始めた。

 同市中央3丁目の同信金本店営業部をはじめ、石巻地域2市1町と登米市、大崎市にある7支店の計8店に受け付けボックスを26日まで設けている。

 同信金が協力するフードドライブはおととしに始まり、今回が3回目。

 受け付ける食品は賞味期限が1カ月以上残り、常温保存可能で未開封の物。具体的には米や小麦粉、麺類、菓子、各種飲料、粉ミルクや離乳食、缶詰などの保存食、インスタントやレトルト食品、乾物など。野菜などの生もの、冷蔵冷凍が必要な食品については別途相談に応じる。

 回収は店舗内に設置するボックスで行い、各店の窓口営業時間の午前9時から午後3時まで受け付ける。

 フードバンクいしのまきの末永博代表は「新型コロナウイルスの感染者は減ってきたが、失職したり、まだ復職できないなど困窮世帯はむしろ増えている」とし、市民の幅広い協力を呼び掛けている。

 連絡先は、フードバンクいしのまき0225(98)5996。

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