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お笑いで石巻をPR 地域おこし協力隊に芸人・清水さん

地域おこし協力隊に委嘱された清水さん(左)

 石巻市は1日、地域おこし協力隊として、横浜市出身のお笑い芸人清水一宏さん(41)を委嘱した。昨年から石巻でのコンテストやイベントに参加してきた清水さんは「お笑いを通じて地域をPRし、石巻を『お笑いの街』にしたい」と意気込んでいる。

 清水さんは「ふあん★がーる」や「清水狸」の芸名で、都内周辺のお笑いライブに出演するほか、自身でもライブを主催するなど活動してきた。吉本興業のタレント養成所「吉本総合芸能学院(NSC)」出身で、芸歴は今年で20年目。芸風はフリップ芸や漫談、コントなど幅広い。

 昨年10月に開催された「石巻お笑いマスター決定戦」(一般社団法人石巻圏観光推進機構主催)で準優勝に輝き、地域との縁を深めた。今後は機構と連携し、市内でお笑いコンテストやライブの開催を予定。首都圏などでも活動し、ふるさと納税の返礼品や移住のPRに取り組む。

 市役所であった委嘱状交付式で、斎藤正美市長は「お笑いを広め、石巻を盛り上げてほしい」と激励。清水さんは「お笑いを知らない人を笑わせたときが芸人として充実していると感じる。石巻にお笑いの文化を根付かせたい」と語った。

 市の協力隊委嘱は8人目。現在は4人が活動している。

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