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スープ専門店が女川「進出」 地元産サンマの商品も

開設初日に設けられた冷凍スープとレトルトカレーを販売する特設会場。普段は館内ロビーで購入できる

 首都圏を中心に展開するスープ専門店「スープストックトーキョー」(東京)の冷凍スープの販売スペースが、女川町まちなか交流館に開設された。

 取り扱う商品は冷凍スープとレトルトカレーで、スープは90種類以上のラインアップから「オマール海老のビスク」や「東京ボルシチ」など10種類を販売。カレーは新発売の「女川産さんまのキーマカレー」(数量限定)など全11種類がそろう。

 同社は東日本大震災後、女川産サンマのつみれを使ったスープを毎年秋に全国の店舗で販売し、売り上げの一部を町などに寄付する取り組みを続けてきた。

 つみれスープは冷凍商品が無いため女川では販売しないが、女川産サンマを使った二つの商品の売り上げの中から町内の祭りを企画運営する「おながわ四季のまつり実行委員会」に寄付金を贈る。

 開設初日の7日には、まちなか交流館前で試飲会があった。同社商品部の青田裕美子副部長は「サンマ漁は町で大事に育てられてきた産業。産地の方にどういう商品になっているのか見てもらい、女川の名前と町のことを全国に伝えたい」と話した。

 販売時間は午前10時~午後4時。13日は店舗で提供している石窯パン(冷凍)を数量限定で販売する。

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