生徒の進路決定を後押し 宮水高が特別授業「海員養成講話」

高橋水産局長の講話に耳を傾ける1年生

 宮城水産高(生徒306人)の特別授業「海員養成講話」が19日、同校視聴覚室であり、全日本海員組合(東京都港区)の高橋健二水産局長が船員の仕事ぶりや魅力などを語った。

 12月に来年度の類型選択を控える1年生90人を対象に今後の参考にしてもらおうと、同組合東北地方支部(石巻市魚町2丁目)の協力で実現。17日には高橋雅幸東北地方支部長が講師を務めた。

 「2年ほど南極にいた」という同校OBの高橋水産局長は、南極の氷山やミンククジラの映像などを紹介。「田代島より大きな氷山がある。クジラもイルカと違って泳ぎも緩やか」と語り、熱心に鑑賞する生徒が相次いだ。

 漁船をはじめ、コンテナ船、大型石油タンカー、カーフェリーといった各船についても言及。「昔の漁船は3K、5Kのイメージだったが、今は環境は良い」と、プライベートが保たれる寝室(個室)や風呂場、Wi-Fi(ワイファイ)が使える船内を紹介した。

 「(船員の先輩方は)優しい人が多い。若い皆さんは貴重な存在で大切にしてくれる」と船乗りになることを呼び掛けた。

 船を下りてからはブラジルやブルガリア、スイスなどの各種国際会議に出席し、世界を舞台に活躍している高橋水産局長。先輩の姿に憧れの気持ちを抱いていた。

 担当教諭は「今年の1年生は船に乗りたいという生徒が多い。少しイメージが湧いたのでは」と今後の進路決定にも期待を寄せた。

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