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SDGsライブで環境守る大切さ共有 小学生の絵日記12点表彰 東松島市

受賞作品を描いた12人に賞状が贈られた
自由な発想で描いた環境絵日記が来場者の関心を集めた

 国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を推進する東松島市は15日、SDGsライブを開いた。市内の小学生が市の将来や環境について描く「環境絵日記」の優秀作品を表彰し、一緒に作品を見ながら環境を守る大切さを共有した。

 445作品から選ばれた12点を表彰した。市長賞には大塩小6年斎藤美月さんの作品「海のごみを減らそう」が選ばれた。斎藤さんは夏休みに海に遊びに行った際、たくさんのごみが浮いていた様子を描き「プラスチックは土に戻らず魚が食べたら死んでしまう。プラスチック(の利用)を控えて環境に気を付けたい」と決意を添えた。

 大学教員を務める芸人「黒ラブ教授」のライブもあった。2030年までに達成を目指す環境や保健、教育などの17の目標について笑いを交えて解説し、参加した市民ら約150人が理解を深めた。

 環境絵日記は2012年度から毎年募集している。入賞作品は一般社団法人東松島みらいとし機構(HOPE)が発行する22年のカレンダーに掲載される。

 市長賞以外の各賞は次の通り。(敬称略)
▽教育長特別賞
 石川隼(宮野森小2年)「しんかいで電きをあつめるクラゲ」 
▽SDGs特別賞
 石井蒼乃香(宮野森小4年)「みんなで遊び勉強できる世界」 
▽環境エネルギー賞
 三浦花(赤井南小5年)「海をキレイにビーチクリーンロボ」 
▽HOPE賞
 福本真央(矢本東小5年)「作りすぎ防止ロボット&食料ていきょう」 
 星野義仁(矢本東小5年)「青で街を良くしよう」 
▽金賞
 大枝音水海(赤井南小2年)「さべつがないしあわせな町」 
 斎藤威仁(矢本西小3年)「世界とつながる列車のある町」 
 日野葵(赤井小5年)「いいコト1日 日めくりカレンダー」 
 遠藤柑奈(鳴瀬桜華小5年)「わたし達がきもちよく住める町」 
▽東松島イートころ賞
 武田莉衣咲(大曲小3年)「地いきのつながりフードロス」 
▽夢ある未来があったらイ~ナ賞
 佐々木陽啓(矢本西小6年)「AIと人間がいっしょに働く町」 

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