石巻市、県行政書士会と連携協定 効率化とサービス向上
石巻市は1日、県行政書士会と行政手続きに関する連携協定を結んだ。災害時のみならず、恒常的な業務についても連携し、行政運営の効率化と市民サービスの向上を目指す。
市防災センターで協定締結式があり、斎藤正美市長と佐々木政勝会長が協定書に署名した。斎藤市長は「地域の諸課題に迅速、柔軟に対応し、市民サービスの向上を図る。相互協力体制を早期に構築したい」とあいさつした。佐々木会長は「正確、スピーディーに処理する。協定をてこに気軽に声掛けをし合う関係を築いていきたい」と述べた。
連携事項は、恒常的な業務として各種行政手続き、相続人や空き家の調査、成年後見制度。災害時の業務が各種証明書の交付申請、各種許認可の申請、各種登録・抹消手続き、各種支援金・給付金。
協定の目的に沿い、市が必要と認める事項も対象となる。新型コロナウイルス関連の支援金の申請受け付けを想定している。
県内の自治体で県行政書士会と連携協定を結ぶのは仙台市に次いで2例目。
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