公務員に冬のボーナス　人事院勧告で引き下げも　石巻地方

　公務員に１０日、冬のボーナス（勤勉・期末手当）が支給された。

　石巻市は特別職を含む１７３９人に総額１１億５９１２万９１１６円を支給した。教育職を除く一般職の平均は約６６万４０００円（平均４４．６歳）で、前年より約３万５０００円減った。

　斎藤正美市長は１８１万１２５０円、菅原秀幸副市長は１４６万８９２３円、宍戸健悦教育長は１２７万６９３１円。人事院勧告に基づき、一般職は０．１５カ月分、特別職は０．１カ月分引き下げられた。

　市議会の大森秀一議長は９８万７１３１円、遠藤宏昭副議長は８７万１２１１円、議員は８０万４１９５円だった。

　東松島市は特別職４人を含む３７３人に総額２億５６９２万８８７０円を支給した。一般職の平均は６８万１１２０円（４０．６歳）で前年比１万７２６円増えた。

　渥美巌市長は１７１万６２８８円、加藤慶太、小山修両副市長は各１３６万１８５８円、志小田美弘教育長は１１５万５７５０円。

　市議会の小野幸男議長は８１万２８７７円、熊谷昌崇副議長は７１万６５６５円、議員は６７万３３５円。

　女川町は特別職を含む２４９人に総額１億１７９９万４２３８円を支給した。人事院勧告に基づき、一般職は０．１５カ月分、特別職は０．１カ月分引き下げられた。一般職の平均は５９万９２２３円（４１歳０カ月）で、前年比で５万９５０２円減った。

　須田善明町長は１５７万５７８７円、阿部明彦、伊丹相治両副町長は１１８万２７４６円、村上善司教育長は１１０万３０５１円。

　町議会の佐藤良一議長は５３万３９２５円、鈴木公義副議長は４５万５１７５円、議員は４３万１５５０円だった。