正月用品求め、にぎわう 石巻・上品の郷で「みそか市」
石巻市小船越の道の駅「上品の郷」で29日、年の瀬恒例の「みそか市」があり、正月用の花やもちなどを求める買い物客でにぎわった。同駅の農産物直売所では特産のセリやダイコン、ハクサイといった旬の野菜のほか年越しそばや正月飾り、切り花を販売した。
購入額に応じて商品券や地場産野菜が当たる抽選会もあり、当たりを知らせる鐘の音が店内に響くなど年末らしい活気に包まれた。
石巻市内から訪れた60代の主婦は正月用の花と野菜を購入。「関東にいる娘は新型コロナウイルス感染症の影響で帰省を控えるが、近くに住む娘は帰って来る。一緒に雑煮やおせちを食べて正月を過ごしたい」と笑顔で話した。
上品の郷では、新年1~3日にも同様の抽選会がある初売りを開催する。営業時間は午前9時~午後7時(1日は5時まで)。