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石巻新庄道路の早期実現を要望 建設促進期成同盟会

要望書を手渡す斎藤市長(左)

 地域高規格道路「石巻新庄道路」の沿線7自治体でつくる建設促進期成同盟会は、早期整備を東北地方整備局などに要望した。

 同盟会会長を務める斎藤正美石巻市長が昨年12月24日、仙台市青葉区の東北地方整備局を訪れ、稲田雅裕局長に要望書を手渡した。

 要望書では、同路線は産業活性化や広域観光ルート形成につながるほか、災害発生時は救援活動や物資輸送を担うことを強調。斎藤市長は「命をつなぐ道として何としても必要な道路だ」と訴えた。

 石巻新庄道路は地域高規格道路「新庄酒田道路」と合わせて太平洋と日本海を結ぶ「みちのくウエストライン」構想の一部。整備局は昨年7月に策定した「東北地方新広域道路交通ビジョン」で、広域ネットワークの一つに位置付けた。

 路線の一部となる「石巻河南道路」は本年度に事業化され、測量調査が進められている。

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