<アングル宮城>高校書道パフォーマンス大会 筆と踊り 感性競う

<不屈>縦4メートル、横6メートルの紙を舞台に、息の合った書道パフォーマンスを披露する大曲高書道部。「負ケナイ」をテーマに、新型コロナウイルス禍など困難にくじけない思いを込めた

 高校生が音楽に合わせ、巨大な紙の上で書と踊りなどのパフォーマンスを競う「第1回全国高校書道パフォーマンスグランプリ」東北・北海道大会が昨年12月18日、宮城県利府町のイオンモール新利府であった。

 イオンモールなどが主催し、宮城県の仙台育英と石巻好文館、白石、秋田県の大曲の4校が参加。1チーム15人以内、持ち時間7分で作品を仕上げた。

 各校は和太鼓演奏、手話などを交えながら気迫のこもった筆さばきを披露。「青春」「感謝」などをテーマにした、みずみずしい感性の作品が出来上がると、会場は拍手で沸いた。

 書の美しさや構成、演出などが審査され、仙台育英高が優勝。23日に千葉市である全国大会に進む。

 観覧した塩釜市の吉川マサ子さん(67)は「日本の伝統文化の新たな形。迫力あるパフォーマンスに感動しました」と笑顔だった。
(写真映像部・藤井かをり)

<全霊> 墨をたっぷり含ませた大きな筆を全身で走らせる白石高書道部の生徒。「コロナ禍で文化祭が中止になり、この大会に懸けてきました」と部長の2年佐藤由佳さん(17)
<修練> 大会1週間前、剣道場で練習に励む仙台育英高の生徒。本番さながらの雰囲気で、踊りの振り付けなどを細部まで確認していた=昨年12月11日、多賀城市
<表現> 完成した作品の前で記念撮影する仙台育英高書道部。「紡ぐ」をテーマに、日本文化伝承への思いを表現した。リーダーの2年佐藤ななかさん(17)は「思い通りの演技ができた」と手応えを語った

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