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フードバンクに玄米1トン寄付 石巻信金、活動を支援

末永代表理事に目録を手渡す明石理事長(左)

 石巻信用金庫は昨年12月21日、一般社団法人フードバンクいしのまき(石巻市)にひとめぼれ玄米1トンを寄付した。フードバンクが石巻地方や県北エリアの生活困窮者らに届ける。

 石巻市中央3丁目の石巻信金庫本部で贈呈式があり、明石圭生理事長が「相互扶助が信金の設立理念。地域の課題解決のお役に立てれば幸い」と話し、フードバンクの末永博代表理事に目録を手渡した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、支援を必要とする市民は増えているという。末永代表理事は「企業の協力が無ければ活動は成り立たない。今回の寄付で支援に必要な約3カ月分の米がまかなえる」と感謝した。

 石巻信金は2019年からフードバンクと連携し、家庭や企業から余った食品を集める「フードドライブ」を実施。20年には現金100万円を贈るなど活動を支援している。

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