南三陸にコールセンター キューアンドエー、2月に開設

 IT関連サポート業のキューアンドエー(東京)は12日、宮城県南三陸町に県内4カ所目のコールセンター「南三陸サテライトオペレーションセンター」を2月1日に開設すると発表した。30人の雇用を予定。仙台市内のセンターにいる管理者が、南三陸のオペレーターを遠隔で管理、指導などを行う実証実験施設として運用する。

 労働力人口の減少に対応するとともに、職種が限られる地方での雇用創出につなげるのが狙い。宿泊施設として使われていた3階建ての建物の1階部分(約379平方メートル)を活用する。

 当面は管理者が常駐して指導に当たるが、最終的にはオペレーターのみが常駐し、仙台のセンターと一体化した「バーチャル一体運営型」に移行する。

 同社は仙台市内に3カ所のセンターを構える。東日本大震災後、みやぎコールセンター協議会による志津川高でのマナー研修に関わってきた縁もあり、同町での開設を決めた。

 小川美嘉総務本部長は「被災地は1次産業が多く、職種の選択肢が増えることは地域貢献にもつながる。仙台との距離も、新しいコールセンター運営の検証に適している」と話す。実証を踏まえ、サテライトセンターの拡充や他地域での展開などを検討する。

南三陸サテライトオペレーションセンターが入居する建物(管理会社アズ企画設計提供)

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