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知識や技術、地元に還元 「まちゼミ」石巻市内の17店・団体が展開 15日から

石巻まちゼミのチラシ。興味深いミニ講座が並ぶ

 石巻市内の地元店が専門知識や技術を生かしたミニ講座を展開する「第1回石巻まちゼミ」が15日に始まる。飲食店や小売店、鍼灸(しんきゅう)院など17の個店・団体が23講座を開き、市民に商店街や地元のお店に親しんでもらう。2月13日まで。

 新型コロナウイルス感染拡大で客足が落ち込む中、各店のファンづくりにつなげようと、立町大通り商店街振興組合と街づくりまんぼう、県商店街振興組合連合会が企画。少人数制で感染症対策を徹底して行う。

 「5歳若返り!お顔のリフトアップレッスン」は、化粧品店店主が肌の悩みに効果的なセルフマッサージを伝授。「簡単!きもののたたみ方講座」は、着付け講師がきれいなたたみ方のこつを教える。

 パンやピザ、パフェづくりの教室やプラモデル入門など親子で参加できる講座も数多く用意した。一部は材料費や教材費がかかる。受講者には各店で利用できるクーポン券を贈る。

 まちゼミは、2003年に愛知県岡崎市で始まった。店、客、地域の「三方よし」な地域活性化事業として全国415地域、約2000の商店街が取り組んでいる。石巻地方では初開催となる。1年ほど前から勉強会を重ねるなど準備を進めてきた。

 事務局の担当者は「地元店には大型店とはまた違う魅力がある。足を運び、店主の人柄や店の雰囲気を感じて楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。

 受講には各店への事前申し込みが必要。詳細は特設ホームページや「フェイスブック」、参加店などで配布しているチラシで確認できる。連絡先は事務局の街づくりまんぼう0225(25)5169。

第1回 石巻まちゼミ 特設サイト

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