ふるさとCM大賞 東松島市が連覇 青の国の魅力、30秒に凝縮
県内の市町村がそれぞれの魅力を30秒の映像で表現する「みやぎふるさとCM大賞」で、東松島市の作品「風わたる青の国へ」が最高賞の「khb大賞」に選ばれた。東松島市は2大会連続の大賞受賞。主催した東日本放送(仙台市)で年内に120回無料放送される。同局や市のホームページからも見ることができ、市役所本庁舎1階でも上映している。
「風わたる青の国へ」は東松島市の青い海や空、航空自衛隊松島基地の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」など、市のイメージカラー「青」をモチーフに、帰郷した女性が改めて地元の魅力に気付く物語を30秒に凝縮した。制作や出演は市職員有志ら計10人で担当した。
脚本と映像編集を担当した市復興政策課の伊藤健人さん(28)は「多くの人と触れ合う中で再認識した、このまちにしかない青の魅力を表現した。映像が東松島市に興味を持つ一歩になってほしい」と願う。市はCM作品を移住定住PRなどにも活用する方針。
今回で20回目となるCM大賞には29市町から応募があった。昨年12月に審査会があり、仙台市出身のプロデューサー残間里江子さんら4人が11の賞を決めた。
女川町の「大賞狙ってつかんだものは…」は銅賞を受賞した。CM制作を通して交流を深めた男女が結婚した物語を作品に仕立てた。
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