観光施策や課題を共有 ボランティア協、石巻市長と意見交換
石巻市の斎藤正美市長と石巻観光ボランティア協会は17日、石巻市穀町の「大もりや」で意見交換会を開き、観光施策や課題を共有した。
協会が主催し、会員や市職員ら約20人が参加。斎藤市長が観光施策を説明し、大型クルーズ船の誘致や中央2丁目の北上川堤防スペースを生かしたにぎわい創出などに意欲を示した。
斎藤市長は「交流人口を増やすことが経済活性化や移住促進につながる。行政としてしっかり取り組みたい」と力を込めた。会員からは「大型客船の乗客は市外へ観光に行ってしまう」「石巻を防災教育拠点として広くPRしてほしい」といった意見が上がった。
斎藤敏子会長は「市長と考えを共有できた。多くの観光客をお迎えできるよう力を合わせて取り組みたい」と話した。