東松島市宮戸の月浜地区の国重要無形民俗文化財「えんずのわり」の中心行事「鳥追い」が14日夜にあった。少子化や東日本大震災の影響で継続が危ぶまれる中、地区の中学生2人が豊作や無病息災を祈願しながら民家を訪ね歩いた。
参加したのは「大将」を務める鳴瀬未来中の3年山内紳太郎さん(15)と2年小野佑真さん(14)。五十鈴神社脇の岩屋で精進料理を自炊した後、地区を回った。家々の玄関先や縁側で、アカマツを削った棒で地面を突きながら「えんずのわーり、とーりょうば(意地の悪い鳥をば)」などと唱えた。
山内さんは「新型コロナウイルス収束を願った」と述べた。訪問を受けた漁師鈴木勘一さん(65)は「大漁や家内安全を祈った。自分も昔やった行事で毎年楽しみにしている」と語り、今後については「子どもがいないことはどうしようもなく、何とも言えない」と話した。
えんずのわりは200年以上続く伝統行事。地元の小中学生の男子が担う。少子化に震災が追い打ちを掛けて子どもが減少し、来年以降の開催が難しくなっている。
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